|
|
|
空輸と陸送に関して |
|
|
子犬・子猫の始めての旅行は、一番負担が掛からない方法をブリーダー様、キャッテリー様と相談してから決定致します。 |
|
● |
この決定に当たっては、狭い籠に入れられている時間はどっちが短いか、距離は、温度はなどから決定します。 |
|
● |
空輸の場合、飛行機の飛んでいる時間が日本全国ほとんど1時間程度ですね。時間的には陸送に比べて負担が少なく済むはずです。 |
● |
一方陸送は、コスト的に安価で全国対応していただける運送会社が「西濃運輸」と「福山通運」に限られています。
両社からブリーダーが利用している運送会社を選択し、お客様のご住所に近い運送会社の営業所留めとなります。
この両社は夕方の集荷(営業所により19時頃までの所もあり)をし、
距離や交通事情によっても異なりますが真夜中から明け方に到着するのが一般的です。
到着したら連絡をもらうよう事前に依頼(伝票No.を伝えておく)しておく方が良いでしょう。
いずれにしても飛行機に比べ長い時間が掛かりますね。 しかし、ブリーダーからの近場の移動はやむを得ません。地域によりますが、当店スタッフが直接お届けする事も行っております。 |
|
● |
飛行機の貨物室は、客室と同じく20度〜25度に維持されています。
快適な旅となるでしょう。一方陸送の場合は、夏場の暑い時や冬場の寒い時は色々配慮して送犬するよう
ブリーダーに依頼しておかねばなりません。例えばホッカイロやドライアイスを利用し、温度調節の工夫などです。 |
|
● |
空輸の場合で直行便が飛んでない時は、乗り継ぎ便を利用することもあります。
乗り継ぎ時間は2時間以上を空けないとなりません。総時間を陸送と比較して決定します。
なおこの場合でも、運送費は変わりません。 |
|
● |
最後に運送費ですが、空輸、陸送とも日本全国おおよそ 空輸で10,000円〜25000円程度です。
陸送は10,000円〜50000円は予想して下さい |
|
【ご参考】
・西濃運輸のホームページはこちらから http://www.seino.co.jp/seino/
・福山通運のホームページはこちらから http://www.fukutsu.co.jp/
・JALのホームページで時間を調べるはこちらから http://www.jal.co.jp/5971/
・ANAのホームページで時間を調べるはこちらから http://www.ana.co.jp/asw/ |
|
|
|
受取り時に、次をチェックしましょう
|
|
始めての出逢いです。 下記10項目は誰にでもチェックできます。健康状態をチェックしてください。 これらが合格なら一安心です。異常が見受けられたらその場ですぐにご連絡ください。 |
|
1. |
性別、カラーなど依頼した子と間違いないか。 |
|
2. |
籠の中に糞をしている場合、下痢気味でないか。
(固めが普通) |
3. |
抱いてみて、骨格はしっかりしている感じか、また見た目に比べ重みが感じられるか。 |
|
4. |
毛ツヤはどうか。フケ、ハゲ、皮膚の湿疹などないか。痒がっていないか。 |
|
5. |
肛門をみて、ハレ、ただれがないか。痒がっていないか。 |
|
6. |
目ヤニは出てないか(涙焼けと違う)。 |
|
7. |
耳の中も周囲もきれいか、臭ってないか。痒がっていないか。 |
|
8. |
鼻水が出てないか。 |
|
9. |
歯ぐきや舌がピンク色か、口臭はないか、噛み合せも大丈夫か。 |
|
10. |
歩行状態に異常はないか。 |
|
★ |
犬種によっては別途チェック項目もありますが、
専門的なことであり当店で事前にブリーダーと確認済です。[例:チワワ----------泉門(脳天)の開き具合] |
|
◆ |
受け取る際に身分証明書が必要です。籠の中が汚れている場合はペットシーツの交換、水は水道水又は犬猫用のものを持参して下さい。自販機のポカリスエットやアクエリアスを買って、キャップに注いで飲ましても良いです。糞をしていたら近くのトイレに行きトイレットペーパーで取り除いてあげましょう。 |
|
◆ |
籠にワクチン証明書が貼り付けている場合がありますので、大切に保管してください。 |
◆最初が肝心!
|
〈我家に到着。〉
|
|
|
ここから3日間ほどは新しい環境に慣れるまである程度は、我慢比べと思ってください。何でも最初が肝心です。 |
1. |
可愛いですから抱っこしたいことでしょう。 食事の前後などに30分程度の時間を決めてかまって上げてください。 とにかく疲れとストレスが溜まっていますから、3日間ほどはゆっくり休ませて上げることが肝要です。極小の子やチワワなどの犬種は1ヶ月間は、特に注意が必要です。 |
|
2. |
室温にご注意を。特別に難しく考える必要はありません。
犬も猫も人と同じです。寒い時は犬も寒い、暑い時は犬も猫も暑いです。この心配りを忘れないでください。 |
3. |
ケイジやサークルから出して欲しくて騒いでも決して出してはダメです。 ここで負けて出してしまうと騒いだら出してもらえるという事を学習してしまいます。 |
|
4. |
健康のバロメーターは糞です。 大型犬の場合は多少軟便ですが健康な子犬は、通常はコロコロしている状態です。 しばしば子犬は母犬の便を舐めて、おなかに回虫がいる場合もあります。
従って普通はブリーダー段階で駆虫薬を入れていますが、それでも出ない場合があり得ます。 その虫が環境変化で動き出し、下痢の症状を見せる場合もあるのです。
ティッシュで掴めないような下痢はすぐに獣医に連れて行ってください。 食欲はあるけど下痢が続いているとその内に食欲もなくなり、低血糖を引き起こし死に至る場合もあります。
早期発見ならば、なんら慌てる必要はありません。獣医のくれた駆虫薬をフードに混ぜて与えればすぐに解消します。 |
|
5. |
同様に耳を掻く状態の時は、耳ダニがいる可能性もあります。
その場合も、獣医から診察していただきダニの駆除薬を付けてあげればすぐに解消します。
回虫や耳ダニはブリーダー段階でかなり配慮し清潔度の維持に努めているはずですが、 どんなに気を遣っても完全には駆除できない性質のものです。近年、異常気象により増えている症例です |
|
6. |
3日間〜7日間ほどの夜鳴きは当たり前です。 鳴いても決して負けて、ケイジから出さないでください。 本能的に親犬や兄弟姉妹との生活を思い出し、寂しがっているのです。これからはそこがハウスであり家族であり親なのですからオーナー様のサイクル・環境に慣れさせましょう。
なお、親の匂いが付いた布切れが欲しいと要望される場合もありますが、 これは新しい環境に馴染まないことにつながり時もありますのであまりおすすめしません、子犬が安心出来る環境を作ってあげる事の方が重要でしょう。子犬の気持ちになって考えてください。 |
|
7. |
フードの与え方 |
|
|
フードは、現在食べているフードをブリーダーから聞いてお伝えします。
(標準的な食べさせ方)
お湯で15分ぐらいふやかしてから、かき混ぜて食べさす。
量の目安は子犬の頭の大きさの半分程度です、歯の様子を見ながら徐々にお湯の量は減らし気味にし、 生後90日以降(歯が生えてきた頃)は完全ドライに切り替える。
(仔犬の頭半分が、ふやかし状態で1回に与える量です。この判断は難しいですから最初にどれほど食べるか?もっと欲しがる程度に少なめに与えて目安を覚えてください) |
・1日の回数は2回〜3回
(1日の食べる量が決まっているので、それを何回かに分けて与えると言うことです。
子犬の内は、できたら3回の方がベター)。夏場はいつまでも置いておくと悪くなるので注意
というよりも残したら処分しましょう。
・食べが悪い時は、肉缶詰をチョット混ぜて与える(臭い付け程度)。
美味しいお肉のや魚のだし汁を掛けるだけでも違いますよ!
鳥のササミをボイルして混ぜて与えても良い。
また犬用粉ミルクはサプリメント代わりに与えても良い。
・水は新鮮な水道水を与える。
(ミネラルウォーターは尿結石を比較的、引き起こしやすいといわれています)
・決して牛乳は与えないでください。下痢の原因になります。 |
|
8. |
トイレは位置を決めたら動かさないで下さい。 |
|
9. |
生後約4ヶ月間は、歯が生え変わるまで「あまがみ」があります。 その場合上下の顎を強く掴むか、口の付け根を思いっきり横方向に引っ張り、嫌がるまで「ダメ、ダメ」を繰り返して下さい。 これも我慢比べです。 以上の事は一般論です。私は、すぐに抱っこをして「ダメだよ」と言い聞かせたり、そのまま口の中へ押し込んだり、又は、大袈裟に「痛い!痛い!痛い!」と大きく声を出し大袈裟に表現します、犬は賢いのでちゃんとイケナイ事だと認識します。 |
|
10. |
お散歩は、ワクチンが終わって1週間目のデビューと考えて下さい。
ただしダッコして外に連れて行くのは構いません(決して地面に降ろさないで下さい、匂いをかいだ際に伝染する事を防ぐ為です、ワンちゃんと暮らしている方に触れてもらうのも注意してください)お尻が汚れている場合などは部分洗いや蒸しタオルで拭いてあげてください。ワクチンが終わるまでの辛抱です。我が子の為にも我慢です!ひどく汚れてしまった場合は獣医様の判断などを参考にして洗っても構いません |
|
11. |
獣医さんのことを悪く言うつもりはサラサラありませんが、 近所の人から聞いて信用できる所に行ってください。 ペットには健康保険がありませんから、獣医師の料金は様々です。 また、ブリーディングの知識や環境を知らない獣医も多いのが現実であり、何かあると子犬の問題、
ブリーダーの問題にされがちな傾向にあります。小さい病気でも最悪を考えて大きい病気を伝える傾向にあります。私も酷い目にあっていますから注意してください。
例えばケンネルコフ(犬の風邪)とジステンバは初期症状が似ています。 ジステンバは血液検査を終えないと断定できません。この場合「ジステンバの疑いがある」と告げることになります。獣医師の立場上、仕方ないのかも知れませんね。異常気象のせいでしょうか?耳ダニも近年、極普通になっています。あとは、獣医さんとのフィーリングを大切に!10人の獣医様が10通りの診断をすると思って下さい。 |
|